釣り③ ゴミ
おかまはがさごそがさごそ自分の釣りの用意。
僕はといえば、投げて、待って、巻き上げて、エサを入れて、投げる。
この繰り返し。ループ。
、、、なにが楽しいんやろう。笑
おかまはがさごそがさごそ自分の釣りの用意。
「全く釣れる気がしない。」
ぼくの口から本音がこぼれ落ちる。
「はは。何回かやってたらかかるって。サビキやし。」
サビキに対する絶大な信頼感。
自分の釣りの用意をしながらおかまが答える。
そう言われてもウキも見えやんし、つついてる雰囲気もないねんなぁ。
そろそろエサなくなったかな。
って思ったのでリールを巻く。
カリカリカリカリ。
あれ?
なんかひっかかってる。
ゴミかな?
「なんかひっかかってる。」
「おっ!僕が仕掛けてこずってるうちになんか釣りあげてるやん!」
え?魚なん?
ゴミじゃないん?
あんまりひっぱられた感覚なかったけど。
糸をたぐりよせると、ほんまや。魚や。
これは、、、アジやな。
ぜいごがついてる。
あかん!
なんとなく釣れてしまった!
釣りの楽しみを感じる前に!
でも、釣れたってことは同じやり方で同じ場所に投げればつれるはず。
すぐさまアジからハリを外して、エサを入れて、投げる。
釣りたい。魚とバトルしたい!
楽しさを教えて!アジ!
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