スペイン旅行⑬ トマト祭り
スペイン最終日。
朝イチでタクシーに乗って、ツアーの待ち合わせ場所へ。
今日はトマト祭り。
姉が一番行きたかったやつ。
ちなみに、僕はトマトが大嫌い。
結構長い間バスにゆられてブニョールヘ。
バスを降りて、会場へ向かう。
人がめちゃくちゃ多い。
人ごみで途中から一歩も動けなくなる。
祭り開始の空砲が遠くで聞こえる。
お、はじまった。
でもこれは無理やな。しゃーない。
身動きとれない。
ぼーっと突っ立ていると、トマトを配り終わったテンションの高いトラックが通る。
荷台に祭りのスタッフが乗っていて、そこからトマトを配っていたようだ。
でも、もうない。
すべて、広場のところで投げてきたっぽい。
ふわっとトマトの香りが鼻に飛び込む。
くさい。
これを全身にあびると思うとぞっとするな。
これはこれでよかったのかもしらん。
何台も何台もトラックが通る。
周りの人たちが残念がる。
「トマトはもうないの?」
「トマトをくれーー!!」
「トマティーナ!トマティーナ!」
みんな異様なテンション。
トラックに乗ったテンションの高いスタッフが
荷台の底の方にたまっているであろう液体状のトマトを群衆にかけだした。
歓喜する群衆。
げんなりする僕。
頭にかかった、、、
くさい。
トマトくさい。
ちなみに、トマト祭り用のトマトは当たっても痛くないように
完全に熟しきっているトマトを使う。
そのトマトから出た液体。
それ腐ってるやん。
腐り汁やん。
そのあとも何回か腐り汁をかけられて、遠くで空砲がなる。
トマト祭り終~了~。
(いまはこんなことがないように事前予約がある。確実にトマトにありつける。)
バスに帰る途中、近隣住民の人がホースで腐り汁を流してくれる。
ぁあ、シャンプーしたい!!
しばらくバスに揺られて、バルセロナのランブラス通りで解散。
頭をかくと、赤い粉が散る。
シャンプーしたい!!
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